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ゲーテインスティテュートのOpen Day から
今年もゲーテインスティテュート東京のOpen Dayの一環として開かれた、音楽コンサートに、ピアノソロとドイツリートを歌うという形で参加させて頂きました。今までの人生で、ピアニストとして歌手の方が歌われるドイツリートの伴奏をした事はあったのですが、私自身がドイツリートを舞台の上で歌ったことはなかったので、今回はかなりチャレンジとなりました。と言っても、ドイツ語クラスDeutsch für Musik "Dichterliebe"受講生の皆さまと一緒に歌わせていただいたので、歌に関してはソロで歌うわけではなかったのですが。それでも自分のピアノソロ以上に、ドイツ語の発音と歌を練習する日々となりました。 ゲーテインスティテュート東京では「音楽家の為のドイツ語」というクラスが開講されていて、 昨年はシューベルトの「冬の旅」”Winter Reise”について勉強しましたが、今年のテーマはシューマンの「詩人の恋」”Dichter Liebe”でした。 シューマンはドイツロマン派を代表する作曲家です。彼は「詩人の恋」を作曲するにあたり、同じくドイツロマン派を
Junko Nagaya
4月12日読了時間: 3分


BrahmsブラームスとBad Ischlバート・イシュル
バート・イシュルにあるLeschetizky Hoheにて ハンブルグ出身の作曲家ブラームスですが、ウィーンに移り住んでからは何度もBad Ischlを訪れて、とりわけ夏はイシュルで過ごす事が多かったみたいです。 https://www.kulturpfade-badischl.at/en/brahms-summer-residence/ 私ははじめ、全くその事を知らずに、ザルツブルグにいた頃、バート・イシュルにあるテルメに時々泳ぎに行ってました。しかし、ある年の夏、ソコロフがザルツブルグ音楽祭でブラームスの作品118を演奏したのを聞き、私自身もこの楽曲を学んでみようと思い立ち、ふと手元にあるHenle版のPrefaceを読んでみたら、ブラームスが後期のKlavierstückeをバート・イシュルで作曲していたと書かれており、びっくりした事を覚えています。 それまでブラームスの作品に対しては苦手意識しかもっていなかったのですが、ブラームスがイシュルで後期のKlavierstückeを作曲したと知って以来、私もイシュルの街には親しみを感じていたので
Junko Nagaya
3月11日読了時間: 2分
ゲーテ・インスティテュート東京のOPENDAY 3月14日
今年もゲーテ・インスティテュート東京で3月14日に開催されるOPENDAYに参加させていただく事になりました。OPENDAYの詳細は以下のリンクからご覧いただけます。 https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver.cfm?event_id=27220939 日本でドイツ語を継続して勉強したくても、身近にドイツ語を学ぶ場所がなくて残念に思っていた時、ゲーテ・インスティテュート東京がオンラインコースを開催されている事を知りました。オンラインのコースだと、自宅からでも気軽にドイツ語の授業に参加出来るので、とても便利です。 https://www.goethe.de/ins/jp/ja/spr/kur.html そのご縁の延長で今年はDeutsch für Musik "Dichterliebe"というクラスに参加させて頂いてます。OPENDAY当日は、このクラスを受講されている皆様と一緒にSchumannシューマンの”Dichterliebe"「詩人の恋」から第1曲”Im Wonderschöne Monat Mai" 美しき
Junko Nagaya
3月10日読了時間: 2分
Guten Rutsch 良いお年を
今年はHPを開設してブログを書き始めました。 なかなかコンスタントにHPやブログを更新する事が出来なくて、長年にわたって私が勉強してきたオールドロシアンスクールに関する事柄に関しても、思ったようにHPやブログで紹介する事が出来ませんでした。 今年オーストリアで参加させていただいた、Wiener Musikseminarでの体験についても、まだ話の続きがありますので、引き続き「スラーボーゲンと呼ぶこと」という話題に関して、こちらのブログで書いていきたいと思います。 このような感じではありますが、来年も引き続きよろしくお願いいたします。
Junko Nagaya
2025年12月31日読了時間: 1分
スラーSlurをボーゲンBogenと呼ぶこと(3)
前回に、引き続きスラーをボーゲンと呼ぶというタイトルでブログを書いています。 カーン先生Prof.Kernのレッスンで、スラーをボーゲンと呼ぶ事と肩からの一つの動作で演奏するという事を習いましたが、私の場合、ピアノの奏法を留学してから本格的に変えた為、子供の頃から習慣的にこのようにフレーズに書かれているスラーを見たら、そのフレーズを一つの動きで演奏するようにと教わってきたわけではありませんでした。その為、モーツアルトのピアノソナタやコンチェルトを演奏する時に、楽譜に書かれているスラーを見たからと言って、反射的に肩から腕にかけての一つの動作で弾くという事が感覚的に出来ずにいました。 さらに、すべての先生がスラーをボーゲンと呼んで、ピアノを教えていらっしゃるわけではないので、最初はカーン先生だけがこのように教えていらっしゃるのかな?と思っていたのですが。 ある年に、モーツアルテウムのサマーアカデミーでバシキーロフ先生のクラスに参加させていただきまして、先生のレッスンにモーツアルトのA-durのソナタを持って行ったのです。 モーツアルトのA-durのソ
Junko Nagaya
2025年12月14日読了時間: 2分
スラーSlurをボーゲンBogenと呼ぶこと(2)
私が楽譜に記譜されているスラーSlurのことを、ボーゲンBogenと呼ぶという事を習ったのは、オーストリアでの留学先であったUniverstäte Mozarteumにて、カーン先生Prof.Kernのレッスンを受けていた時のことでした。 確か、モーツアルトMozartの作品をレッスンに持っていった時の事でした。 スラーによってひとくくりにされている、とあるワンフレーズのパッセージを演奏しようとしていたのですが、そのフレーズを上手にレガートで演奏できなかったのです。 そのようにスラーがかかっているフレーズを上手く演奏出来ずに困っている私に対して、カーン先生Prof.Kernは、「このスラーSlurはボーゲンBogenと言う。そしてこれは肩から腕にかけての一つの動作で弾くように」という風にアドバイスされました。 それまでも私は、カーン先生の指導の下で、オールドロシアンスクールのピアノ演奏法を勉強してきたので、ピアノを演奏する時に、指の反復運動によってではなく、肩からの動作で腕を使ってピアノを演奏する事の重要性は認識しているつもりでいました。しかしな
Junko Nagaya
2025年12月14日読了時間: 2分
スラー(Slur)をボーゲンと呼ぶこと(1)
前回のブログでは、ピアノを演奏する時のペダルの踏み方に関する話題を取り上げました。 私が20年前、まだアメリカに留学する前に、日本で受講したイーストマン音楽学校Eastman School of Music in Hamamatsu Dr.Barr先生のマスタークラスにて、先生が受講生に話された「ペダルの踏む時に、全部下まで踏み込まないように気を付けなければいけない」という話と、今年9月にウィーンで受講したWiener Musikseminarにて、 Rössler先生と受講生との打ち上げ会にて先生が話されたペダルに関する話がほぼ同じだったという事です。 さすがに私も、20年の時を経ても、 Rössler先生が日本から来た受講生との打ち上げの席で、私が20年前にDr.Barr先生のマスタークラスを受講した時に教わった事と同じペダルの踏み方について話されているという事実、さらに、その先生がお話された言葉を、20年前は英語はおろかドイツ語は何も話せなかった私自身が通訳として、先生の話されるドイツ語を日本語に訳して、この度 Wiener Musikse
Junko Nagaya
2025年12月13日読了時間: 2分


ペダルの踏み方について
今年はウィーンで開催されているWiener Musikseminar2025に参加させていただき、Alexander Rössler先生のマスタークラスを受講しました。今までも数多くのマスタークラスにレッスン受講生として参加してきましたが、今年までHPはおろか、ブログも開設していなかった為、過去20年以上にわたり、せっかく素晴らしい先生方のマスタークラスに、実際にレッスン受講生として参加してきたにもかかわらず、先生方から何を習ったかを書き留めていなかった事を、今になって反省しています。 今日のブログで取り上げる「ペダルの踏み方」に関する話は、セミナーが終わった後の打ち上げの席で、Rössler先生が受講生の人達に伝えたい事があるというので、私が通訳として先生の言葉を皆さんに伝えた際に先生がお話されたことです。 先生が受講生の皆さんにお話された事は、ピアノを演奏する際にどのようにペダルを踏むか、その基本中の基本(だと今は当たり前のように思っていますが)「ペダルをいつも下まで踏み込まないように」だったのです。 先生は確か”compress”という単語
Junko Nagaya
2025年12月13日読了時間: 3分


今年も最後はArgerichの演奏会に…
今回のウィーン滞在中はWiener Musikseminarに受講生として参加したり、Staatsoperではチャイコフスキーの「イオランタ」やワーグナーの新演出「タンホイザー」をみました。そして最後はMusikvereinにてアルゲリッチの演奏する、プロコフィエフのピアノ...
Junko Nagaya
2025年10月5日読了時間: 3分


ところで、ショパンコンクールがはじまりましたね…
Cafe Sacher at Hotel Sacher Wien HPのアクセス解析を見ていて気が付いたのですが、ショパンコンクールについてブログに書くと、HPの訪問者が増えるみたいなので、今回はオーストリアの話だけでなく、ショパンコンクールについて少し触れてみようと思いま...
Junko Nagaya
2025年10月5日読了時間: 3分


オーストリアとのご縁の続き
オーストリアに行く前は、実はオーストリアに対してあまり興味を持てずにいました。 ウィーンやザルツブルグに行ってみたい…という気持ちもほとんどなかったのです。 特に、中学・高校時代、ほぼ毎日Beethovenのピアノソナタを練習しなくてはならず(Beethovenはドイツのボ...
Junko Nagaya
2025年10月5日読了時間: 2分


オーストリアに行ってきました
Wein Burg公演にあるMozartの像 今年もオーストリアに行ってきました。 初めてオーストリアに行ったのは、Eastman School of Musicに留学した2000年の事でした。 当時は声楽家とピアニストの為のサマーコースとして開催されていたUniversi...
Junko Nagaya
2025年9月28日読了時間: 1分
Old Russian School, Alte Russische Schule
私が長年にわたって習ってきたピアノ奏法は、英語では「オールドロシアンスクール Old Russian School」と呼ばれているものです。私は主にこのピアノ奏法をモーツアルテウム大学名誉教授George Kern先生から習いました。Kern先生はNYにあるJulliard...
Junko Nagaya
2025年5月17日読了時間: 2分
Bashkirov先生のマスタークラスで聞いた話2
私が参加させていただいたBashkirov先生のマスタークラスは、Mozarteumで夏に開かれているSommerAkademieのマスタークラスでした。 私がはじめてレッスンを受講させていただいた時、Bashikirov先生はもう70歳を超えていらっしゃいましたが、マスタ...
Junko Nagaya
2025年5月7日読了時間: 2分
Bashkirov先生のマスタークラスで聞いた話
今回のショパンコンクールの予備予選に、あまりにも多くのダンタイソン先生門下生がエントリーされていることで、Bashkirov先生のマスタークラスにて、先生が話されていた話を久々に思い出しました。一つはネイガウス先生にまつわる話でした。...
Junko Nagaya
2025年5月5日読了時間: 3分
ピアノの門下‐ショパンコンクールの予備予選‐
連日、ワルシャワからYoutubeで配信されるショパンコンクールの予備予選をみています。 それにしても今回は、アメリカの音楽大学で勉強してるアジア系の人達が多いなぁ、ダンタイソン先生の門下から、すごく沢山のピアニストが参加されていて、本当に驚きです。それ以上に、ダンタイソン...
Junko Nagaya
2025年5月4日読了時間: 3分
ピアノの門下‐ショパンコンクールの予備予選‐
ショパンコンクールの予備予選をYoutubeでみながら、子供の頃にピアノを教えていただいた京都女子大学名誉教授 島崎 清先生が、私が子供の頃受けていたピアノのレッスンで、ブーニンさんの事をお話されていた事を思い出しました。今から振り返ると、先生は東京音楽学校(現在の東京藝術...
Junko Nagaya
2025年5月4日読了時間: 3分
手首の柔軟性‐ショパンコンクールの予備予選から‐
連日開催されているショパンコンクールの予備予選をYoutubeでみています。 今は現地まで行かなくても、Youtubeの配信でもって、予備予選がリアルタイムで見れるので便利な時代になりました。 子供の頃、それこそピアノの先生からワルシャワまでショパンコンクールを見に行って、...
Junko Nagaya
2025年5月2日読了時間: 2分
ショパン国際コンクールの予備予選 2
それにしてもショパンコンクールの予備予選、中国人のピアニストの方の参加者が多いんですね。 私も最近まで、オーストリアやドイツのマスタークラスで、若い中国のピアニストの方といつもご一緒させていただいてきたので、さらに中国のピアニスト人口が増えてきていることは良く知っているつも...
Junko Nagaya
2025年4月30日読了時間: 2分
ピアノを肩から弾くと…
ピアノを肩から弾くのと、指で弾いた時にどのような違いがあるのかについて考察してみたいと思います。 まず、指でピアノを弾いていた時は身体がすごく疲れやすかった気がします。子供の頃はそれでも身体が回復していたのかもしれませんが、。...
Junko Nagaya
2025年4月29日読了時間: 2分
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