オーストリアとのご縁の続き
- Junko Nagaya
- 10月5日
- 読了時間: 2分

オーストリアに行く前は、実はオーストリアに対してあまり興味を持てずにいました。
ウィーンやザルツブルグに行ってみたい…という気持ちもほとんどなかったのです。
特に、中学・高校時代、ほぼ毎日Beethovenのピアノソナタを練習しなくてはならず(Beethovenはドイツのボン出身ですが)、そのことも影響してか、当時はフランスやアメリカの作曲家の作品をもっと弾いてみたい!と思ったりしていました。実際に日本の大学院ではDebussyのピアノ作品を研究していたので、最初はオーストリアよりもフランスに興味を持っていたはずだったんですよね。
そんな私がザルツブルグに行った事がきっかけとなって、未だにオーストリアに通っているとは不思議だな…と思っています。
でも実際にオーストリアに行ってみて、マイアミ大学のサマーコースで、モーツァルトやハイドン、シューベルトやベートーヴェンにゆかりのある場所に連れて行ってもらったり、演奏会で音楽を聴いたり、私自身もピアノを演奏しているうちに、やっぱりオーストリアってクラシック音楽にとってとても重要な国なのではないかな?日本でクラシック音楽を演奏してきた中で疑問に感じていた事が、オーストリアにいると自然に演奏で表現出来るような気がしたのだと思います。
実はマイアミ大学のサマーコースでは「ホイリゲ」に行く事までツアーに含まれていました。「ホイリゲ」なんて聞いた事も興味もなかったけれども、写真はMayer am Pfarrplatz-Heuriger- Beetovenhaus-Weingut。Heikigenstadtにあるこの場所に、かつてBeethovenは住んでいたみたいです。




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