”Gute Nacht”のピアノパートを演奏してみて感じたこと
- Junko Nagaya
- 4月12日
- 読了時間: 2分
更新日:4月13日

今回、ゲーテインスティテュート・東京のOPEN DAYでは「”Gute Nacht”を歌ってみよう」というイベントがありました。一般的には”Gute Nacht”って男性歌手が独唱することが多いと思いますが、今回はOPEN DAYの参加者の皆さんに実際に歌ってもらおう!という企画があり、参加された皆さんが”Gute Nacht”を合唱したのです。
私の中では「”Gute Nacht”を合唱するって?え?」という感じで、一人でピアノパートを練習している間は、あまり合唱曲としてイメージがわきませんでした。
でも、実はピアノパートだけ練習している時に気が付いたのですが、”Gute Nacht”のピアノパートって、結構Counter melodieのような旋律が、バスだったりソプラノだったりに、まるで2人の人がDialogueしてるかのように散りばめられているのです。
そのような、まるでDialogueしてるかのように散りばめられているメロディーをしっかり歌いながら演奏して、実際に参加された皆さんが歌われる合唱と合わせてみたら、なんだか教会のミサで歌われる合唱曲を聞いているような感じがしました。
シューベルトは子供の頃、教会の聖歌隊にいました。もしかして、この曲を作曲する過程で、シューベルトの中には、子供の頃に歌っていた音楽の記憶が蘇ってきたのかな?という印象を受けました。
”Gute Nacht”は、意外ですが合唱をしてみると、従来のイメージとは異なる楽曲の姿がみえてくるのかもしれません。




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